入力欄をカスタマイズする!属性エディタ

ゆるゆるアニマルコラム担当のエンジニアKです。今回は「属性エディタ」についてです。新米PGのリス田くんはあれから成長したのでしょうか。それとも…?

◆登場人物紹介◆
mega02
メガネ先輩
ベテランSE。数々のWCS案件を経験してきたツワモノ。

risu02
リス田
新米プログラマー。WCSについて学び始めたばかり。
risu08 げへへー
mega02
risu08 うふふー
mega06 ???
mega06 …おい、リス田。何よだれ垂らしながらニヤニヤしてんだ。気持ち悪いぞ…。
てか、課題はちゃんと進んでいるのか?
risu02 ハッ!先輩っ!?課題ですか?
い、今まさに進めていたところですよー!
見て下さい、僕の…、WebCenter Sites牛丼屋メニューサイトを!!

2117_02_img01

mega02 …ほう。メニュー一品一品をアセット化したのか。
管理画面側はどんな感じ?
risu06 こんな感じです!

2117_02_img02

mega06 こ、これは…。
リス田、お前…、この入力画面、何か感じないのか??
risu07 何か…?
あっ!!サイドメニューも必要ですね!僕、健康志向なんでサラダとか付けちゃいますよー!
mega07 ばかもん!!貴様自身の健康活動なんぞどうでもいい!!
入力画面の入力欄を見てみろ!全部一行テキストボックスだろうが!
これじゃ使い勝手良くないわ!
risu04 ヒ、ヒィッ!!す、すいません!
って、入力欄をテキストボックス以外にする方法ってあるんですか?
mega04 お前、開発者ガイドちゃんと読んでないだろう…。
risu04 ウッ!
mega02 開発者ガイド「属性エディタの設計」に、入力欄の形を変える方法がちゃーんと載っているんだ。
属性エディタを使えば、ラジオボタンやチェックボックス、テキストエリア等々、入力欄を別の形に変える事が出来るぞ。
例えば「肉の種類」は牛肉・豚肉・鶏肉しか入力させたくない場合は、選択肢がその3つのラジオボタン項目を作ってしまえばいい。
属性エディタは以下の様なXMLを使って定義するんだ。

<?XML VERSION="1.0"?>
<!DOCTYPE PRESENTATIONOBJECT SYSTEM "presentationobject.dtd">
<PRESENTATIONOBJECT NAME="Radio_MeatType">
<RADIOBUTTONS LAYOUT="VERTICAL">
<QUERYASSETNAME>Query_MeatType</QUERYASSETNAME>
</RADIOBUTTONS>
</PRESENTATIONOBJECT>

mega01 XMLの内容を簡単に説明すると、Query_MeatTypeという問い合わせアセットの結果を用いて、ラジオボタン項目を縦方向(VERTICAL)に並べる、という事だな。
もちろん、問い合わせアセットは、「牛肉」「豚肉」「鶏肉」の3件が結果として返ってくるようにする。
risu02 おぉー。
mega02 「トッピング」なんかも、トッピングできる食材でチェックボックスとかにしてしまえばいい。
何でもかんでもトッピングできる訳じゃないだろう?
チェックボックスの場合の属性エディタはこんな感じかな。ラジオボタンの場合とよく似ているね。

<?XML VERSION="1.0"?>
<!DOCTYPE PRESENTATIONOBJECT SYSTEM "presentationobject.dtd">
<PRESENTATIONOBJECT NAME="CheckBox_Topping">
  <CHECKBOXES LAYOUT="VERTICAL">
    <QUERYASSETNAME>Query_Topping</QUERYASSETNAME>
  </CHECKBOXES>
</PRESENTATIONOBJECT>

risu01 なるほど…。
mega02 実際の案件だと、お客様の要望を聞いて、その要望に合った形・選択肢の入力項目を作成するんだ。
とりあえず、今の入力画面にいろんな属性エディタを適用させて、使い勝手の良い入力画面にしてみろ。
…あ、そうそう、出来るまでは昼飯に行っちゃだめだぞー。
risu04 な、なんですと!!そりゃ全力でやらねば!!

◇◇数時間後◇◇

risu09 先輩、出来ました…。
は、早く飯…昼飯を…。
mega01 ん?ああ遅かったなぁ。ちょっとまって。今チェックするから。
risu09 空腹時に食べ物関係の作業するのって辛いですね…。

2117_02_img03

mega01 ふむ。いい感じだね。
ラジオボタン、チェックボックスや、プルダウンも盛り込まれているな。よしよし。
アセットの設計をするときは、使う時の利便性までちゃんと考えた上で設計するのがポイントね。
risu06 はい!先輩わかりました!はい!先輩昼飯を食いに行きましょう!!
僕の頭の中はもう牛丼でいっぱいです!!牛丼食べに行きましょう!牛丼!!
mega05 えー。俺魚が食べたい気分なんだにゃ。
risu04 ガーン!!

以上、「入力欄をカスタマイズする!属性エディタ」でした!
次回をお楽しみに!


無駄な改行を省こう

今回はWCS開発初級編としまして、TemplateやCSElementを使用して出力されるHTMLの無駄な改行を省くノウハウを、会話形式でゆる目にお届けしたいと思います。
突然コラムの雰囲気が変わってしまいますが…、戸惑わないで頂けると幸いです。

◆登場人物紹介◆
mega02
メガネ先輩
ベテランSE。数々のWCS案件を経験してきたツワモノ。

risu02
リス田
新米プログラマー。WCSについて学び始めてまだ3日目。
risu06 先輩!アセットの属性値を取得して、表示を行うTemplateが出来ました!

mega02 どれどれ…。うん、いい感じだね。
Templateのコードも見せてもらえるかな?
risu01 はい!

<assetset:setasset name="asFlexData" type="Music_P" id='<%=ics.GetVar("assetID")%>' />
<assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="artistname" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" />
<ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsArtistname" />
<assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="mediatitle" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" />
<ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsTitle" />
<assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="releasedate" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" />
<ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsReleasedate" />

アーティスト名:<%=ics.GetVar("icsArtistname")%><br />
タイトル:<%=ics.GetVar("icsTitle")%><br />
発売日:<%=ics.GetVar("icsReleasedate")%><br />

mega02 ふむ。ちゃんとassetset:getattributevaluesタグも使いこなせてるね。
risu03 楽勝っすよ!もっとレベルの高い課題を出してくださいよー。
mega01 ほう…。
じゃあ次の課題を出す前に、ちょっと表示されたページのソースを見てみようか。
risu02 ソース?Templateじゃなくて?あ、Webページの方ですか?
mega01 うん、右クリックで「ソースの表示」を選んで…

risu04 えっ…!?うわぁぁぁぁ!改行だらけえぇぇ!!な、なんで?
mega03 ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!
risu04 って、なんでこんなに改行だらけになっちゃうんですか?てかその笑い方ムカつきます!
mega01 いやぁ、WCS開発を始めたばかりの人がはまりがちなポイントに、
見事にはまってくれたからね。
risu05 ガーン。はめられた…んですか僕。
mega01 という訳で、何でこんなに改行だらけのコードになったかだが、さっきのTemplateのコードをもう一度よく見てごらん。

<assetset:setasset name="asFlexData" type="Music_P" id='<%=ics.GetVar("assetID")%>' />
<assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="artistname" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" />
<ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsArtistname" />
<assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="mediatitle" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" />
<ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsTitle" />
<assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="releasedate" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" />
<ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsReleasedate" />

アーティスト名:<%=ics.GetVar("icsArtistname")%><br />
タイトル:<%=ics.GetVar("icsTitle")%><br />
発売日:<%=ics.GetVar("icsReleasedate")%><br />

risu05 えーと……。
……。
risu07 あ…、も、もしかして「assetset…」タグ部分の改行も、改行として見なされた?
mega01 そう!その通り。
このコードだと■印をつけたところの改行が、そのままソース中の改行と見なされたんだね。

<assetset:setasset name="asFlexData" type="Music_P" id='<%=ics.GetVar("assetID")%>' />■
<assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="artistname" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" />■
<ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsArtistname" />■
<assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="mediatitle" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" />■
<ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsTitle" />■
<assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="releasedate" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" />■
<ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsReleasedate" />■
■
アーティスト名:<%=ics.GetVar("icsArtistname")%><br />
タイトル:<%=ics.GetVar("icsTitle")%><br />
発売日:<%=ics.GetVar("icsReleasedate")%><br />

risu05 oh…。
risu07 え、でもこうやってタグを記述する以上、改行が出来てしまいますよね…?
これからどんどん複雑なタグやループ処理を書く事になると、もっともっと改行が…。
ど、どうすれば…。
mega01 そこはちゃんと改行が入らない様な書き方があるんだよ。
ノウハウ…って程でも無いけど、まぁ、ちょっとしたTipsみたいなもんかな?
risu01 ほうほう。で、どんな書き方なんですか?
mega01 んーと(カタカタカタ…)、こんな感じだね。

<assetset:setasset name="asFlexData" type="Music_P" id='<%=ics.GetVar("assetID")%>' /><%
%><assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="artistname" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" /><%
%><ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsArtistname" /><%
%><assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="mediatitle" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" /><%
%><ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsTitle" /><%
%><assetset:getattributevalues name="asFlexData" attribute="releasedate" listvarname="listFlexData" typename="Music_A" /><%
%><ics:listget listname="listFlexData" fieldname="value" output="icsReleasedate" /><%

%>アーティスト名:<%=ics.GetVar("icsArtistname")%><br />
タイトル:<%=ics.GetVar("icsTitle")%><br />
発売日:<%=ics.GetVar("icsReleasedate")%><br />

risu07 ???な、なんか「%」がいっぱい…。
mega01 そうだね、ソースコードの可読性は少し落ちちゃうね。
まぁ、そのうち慣れると思うよ。
で、この書き方だけど行の末尾に「<%」、あと行の先頭に「%>」を追加したんだ。
こうすると、<% ~ %>間がJSPブロックとしてみなされるから、その間の改行はHTMLソース上には出力されないんだ。
risu01 へぇ…!こういう書き方があるんですね。
mega01 ブラウザ上での見た目は勿論大事だけれど、HTMLソースの見た目も美しくね。
risu01 はい!
早速さっきのTemplateを修正して、無駄な改行のないHTMLが出力されるようにしますね!!

risu05 (10分後)…あ、あの。
mega02 ん?出来たかな?
risu05 ええと、それが…。ちゃんと<% ~ %>でくくったんですけど、どうしても1ヵ所無駄な改行が残っちゃいまして…。
HTMLの一番先頭なんです。

mega03 ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!
risu04 ってまたそんな笑い方する!ガーン!!
mega03 いや、君がまたはまりがちなポイントにはまってくれたからねぇ。
risu05 また、ですか…。(ガクッ)
mega01 HTMLの先頭に改行が入っちゃう場合は、jspコードの一番末尾を見てごらん。
「</cs:ftcs>」の後に改行が入ってないかい?
risu04 ああっ!
mega01 やっぱり。

mega01 ここに改行が入っていると、HTMLの一番頭にその改行が表示されちゃうんだよ。
注意してね。
risu05 はい…。
◇ ◇ ◇
risu05 WCSって、Templateの書き方だけでも沢山ノウハウがあるんですねぇ。
全部覚えられるかなぁ…。
mega02 そこは案件をこなしていく内に自然と蓄積されていくよー(遠い目)。
risu02 ふーん。そんなもんですかねぇ。
mega01 ところで、HTMLコード内に無駄な改行が入らないようなソースの書き方については、ちゃんとDeveloper’s Guideに書いてあるんだな~。
risu01 えっ!そ、そうなんですか?
mega01 Developer’s Guide、全部目を通した??
risu05 い、いや、さすがにまだ全部は…。
mega01 ほら、この最後の方の、「Appendix C」のとこ。
risu05 え、英語…。(ビクビクビク)
mega01 Developer’s Guideは一通り読んどいた方がいいよ。
基本的な事が一通り書いてあるからね!
ちなみに…日本語版もある。
risu06 ガタッ!!ほ、ほんとですか…!!!
mega04 お前…。
WCSの勉強もいいけど、英語の勉強もやろうな。
risu05 …はい。

以上、WCS開発初級編、「無駄な改行を省こう」でした!
次回(は果たしてあるのか?)をお楽しみに!